リフォーム費用の目安は?

リフォームは同じリフォーム内容でも依頼する家やリフォームしたい場所の状態によって、価格が変わります。
おおよその価格となりますが、それぞれいくら程度になるのでしょうか。
国土交通省が中古住宅・リフォーム市場倍増のために開催した検討会で使用した資料を基にご紹介します。
※調査方法:本資料は、工務店・リフォーム会社・量販店等約40社に対するアンケート及びヒアリング調査に基づき作成したものです。費用はあくまで参考価格であり、住宅の状況や工事内容によっては異なる場合があります。

1. 各リフォームの相場

キッチン

キッチンの相場は40~80万円です。

小さなリフォームなら、コンロやレンジフードなど一部交換。キッチン全体の交換となると80万円、またはそれ以上の費用が必要となります。

キッチン全体の交換は最も多いリフォームとなり、キッチンのサイズや性能などによって価格が上下します。壁付タイプから場所を移動する対面キッチンやアイランド型などへの変更は、工事の規模も大きくなるため100万円前後かかることもあるようです。

トイレ

トイレの相場は30~50万円です。

洋式トイレを交換するリフォームなら30万円程度(同じ洋式へのリフォームでも、タンクレスや節約機能などがついた最新式のトイレにとなると、50万円前後の費用になるそうです)、和式から洋式へのリフォームだと40万円程度かかります。

リフォーム内容としては、その他にも手すりや手洗いカウンターの設置、床や壁などの内装変更などもあります。

バスルーム

バスルームの相場は60~150万円です。

バスルームのリフォームで最も多いのは、タイルやコンクリートで作られた浴室をユニットバスに変更するというもので、50~150万円程度になります。
そのほか、浴槽の交換だけなら約10~50万円、壁や床など内装の場合は10~30万円ほどの工事費がかかるそうです。

昔ながらのお風呂は在来工法という作りで一般的な部屋に防水加工を施したものになります。そのため、築年数を重ねるとタイルのひび割れなど問題が起き、修理のタイミングでユニットバスに変更する方もいます。

畳からフローリングに変える

畳をフローリングにする際の相場は15〜60万円です。
(一定の条件を満たせば、介護保険が利用できる場合があります。)

フローリングの性能や強度、部屋の広さなどで費用は変わってきます。
費用を抑えたい場合、ウッドカーペットやクッションフロアという選択肢もあります。ただし、ウッドカーペットやクッションフロアには吸湿性がないため、部屋が湿っぽくなったり、結露が発生する可能性が高くなるので注意が必要です。

内窓(二重窓)

内窓(二重窓)の設置相場は1ヶ所あたり6〜12万円です。
(ただし、高性能なサッシや窓ガラスを採用すると、30万円近くかかります。)

「内窓(二重窓)」とは、2組の窓サッシを二列に配置することにより、断熱性を高めた窓のことを指します。
別名「インナーサッシ」とも呼ばれ、既存の窓の内側に設置することで、冬の寒さや夏の暑さを解消できます。
省エネ性にも優れていることから、電気代の節約にも効果的で、多くの方が内窓の設置を行っているようです。

耐震補強(基礎からの工事)

耐震補強の相場は100〜200万円です。
(ただし、工事内容によって25~200万円程度と金額にかなりの差があるため一概には言えません。)

「耐震」は、柱・梁・壁などを補強して、揺れに備える対策のことを指します。
柱と柱の間にブレース(筋交い)をつけることで、床面を補強したり、外壁に補強材(鉄筋ブレースやフレーム)をかけて壁の耐震力を高める工事など様々なものがあります。

そのそか、築年数が経っている物件では、コンクリートの増し打ちによる基礎の補強や、湿気やシロアリが原因で劣化・腐食した部材の補修が必要なこともあり、この場合は費用が高額になりやすいです。

2. 工事費以外にも費用がかかる?

リフォームを行う際に必要なのは工事費だけだと思われがちですが、工事費以外にも費用が発生する場合があります。
リフォームを依頼する際は、工事費以外にも以下のような費用が発生するものだと考え、見積もり段階などで担当者にいくらかかるのか聞いておきましょう。

駐車場代

リフォームを行う家に駐車スペースがない場合は、近くのコインパーキングなどの駐車場を利用しなくてはなりません。

工事の内容によっては1台ではなく複数台になり、その分費用も高額に。駐車場代は工事期間中ずっと発生するもので、工期が延びるとその分費用はかさむので多めに見積もっておいた方が良いでしょう。

設計費

大規模なリフォームを行う場合は工事費とは別途設計費が発生する場合があります。

設計と工事を担う業者が一緒だったり、もともと見積もりに入っている場合はそれ以上かかることは少ないですが、業者によっては別途請求される場合もあります。見積もりを取った際に設計費が項目にない場合は、念のため確認しておくと良いでしょう。
ちなみに、手すりの設置や壁紙の張り替えなど小規模な張り替えの場合は設計費が発生することはほとんどありません。

確認申請手数料

増改築など家を大きく変更する際には、建ぺい率や容積率が守られているかなどを確認する建築確認が必要となり、その申請が必要です。

建築確認申請は各自治体が定めている手数料を支払う必要があり、建物の床面積の合計で手数料の価格が変わってきます。
家が所在する各自治体にいくらかかるのか、事前に確認しておきましょう。

3. リフォーム費用を安く抑える方法

リフォーム業者は信頼できる会社を選ぶ事は前提として、なるべく費用は抑えたいですよね?そこで、費用を抑えるポイントを2つご紹介します。

業者を複数比較する

リフォーム業者は、複数の会社の見積もりを比較しましょう。

リフォーム費用は建材や工事方法などによって価格が異なります。なので、1社に見積もってもらっても、そのリフォーム費用が高いのか安いのかわかりません。
比較することで価格の他にも業者の対応や施工方法の違いなどもわかりやすくなりますし、他社の価格を出すことで価格を交渉することも可能です。
より良い業者や施工方法を選べば住宅を長持ちさせることができます。良い業者を選べば再度リフォームをする必要も無くなるので、長期的に見ても住宅にかかるコストを抑えることができます。

補助金や控除を利用する

リフォームの内容や住宅の状態によっては、補助金や控除が受けられます。

住宅を長く大切に使うためにリフォームをする場合、国が工事費の一部を補助してくれる「長期優良住宅化リフォーム推進事業」があります。
性能向上・三世代同居対応・子育て世帯向けのいずれかの改修や、そのほか耐震・省エネ性など一定の条件を満たした場合、最大300万円の補助を受けられます。
※間取りの変更工事や、家具固定の工事などは対象外になる場合もあるので注意しましょう。また、この補助金が申請できるのはリフォーム業者になり、補助金を受け取るのも業者です。利用する際は業者にしっかりと還元してもらえるように話をしておきましょう。

各地方自治体でもリフォームに対して補助金制度を行っています。
所在している自治体の補助金制度を一度調べてみましょう。「自治体名 補助金」などで検索し、分からない場合は役所に問い合わせてみましょう。

※補助金の多くはリフォーム前に申請が必要です。申請から工事完了までの期限を設けられることも多いので、工事日の調整も忘れずにしましょう。

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