家にまつわる設備や資材には、それぞれ耐用年数(寿命)があります。
メンテナンスをしないと、耐用年数よりも早く使用できなくなることがあります。
築年数ごとに、どのようなリフォームが必要になるかを確認しておきましょう。
※下記メンテナンスの時期は、お住まいの立地や構造などの条件で変わりますので、目安としてご覧ください。

<早めのメンテナンス>
まだ使えることが多いですが、ちょっとした部分の破損や汚れが気になり始めます。
早めにメンテナンスをすることで、住まいの寿命を伸ばせます。
小型給湯器、給排水の清掃、浴室のドア、天井、室内の壁や外壁、そのほか、瓦の点検・修理・補修、襖・畳の張り合えや障子の切り替えなど。
木造住宅などの場合は、防蟻処理も5~10年のサイクルで行うようにしましょう。

<水まわりのメンテナンス>
水まわりに不具合が出始める時期です。
水まわりは使用頻度が高く、湿気が多い場所なので劣化が早いです。
浴室、トイレ、洗面台、キッチンなどの部分的な修理・補修、漆喰の壁の塗り替え。
また、屋根材・雨樋・外壁は雨風にさらされているので、劣化などを発見したらすぐに補修しましょう。
※壁紙クロスの張り替えもできれば理想的です。

<大規模な修繕・メンテナンス>
給排水管や建物の土台など、住まいの見えない部分が老朽化し始めます。
木造住宅の場合は、シロアリなどにも注意が必要です。
屋根の塗り替え、屋根の張替え(金属製)、外壁の張替え、雨樋の交換、木製玄関ドア・室内ドアの交換・修理。
給排水のメンテナンス、床(フローリング)の張替え、システムバス・キッチン・トイレ・洗面所の交換。

<増改築やリフォーム>
住宅の耐用年数は、一般的には30年前後と言われています。
構造によって違いはありますが、多くの住宅でリフォームが必要です。
ライフスタイルの変化に合わせて、間取り変更などを検討するのも良いでしょう。
屋根の張替え(瓦や化粧スレート)、外壁の張替え、ブロッグ塀の補強工事。
建物の基礎部分の補修、窓の交換、玄関ドア(金属製)の交換・修理、給排水の交換。
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